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子どもや難民を支援、日本円で寄付できる団体5選

国境なき医師団やユニセフ、ワールド・ビジョンなど

Emma Steen
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Emma Steen
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寄付金がしかるべき場所に行き渡るのか、あるいは自国の通貨で寄付を受け付けているのか、確信を持てない時には、世界の出来事に対して寄付で支援するのはなかなか難しい。とはいえ、一握りではあるが、日本を含む複数の国に事務所を持つ、歴史が長く安心して寄付できる団体もまた存在する。

そうした団体の活動には、貧しい国や地域への新型コロナウイルス感染症のワクチン提供、人身売買の犠牲者支援、さらにはシリア難民や現在ウクライナで起きている武力衝突からの避難民の手助けなどが挙げられる。本記事ではその中でも、日本円で寄付ができる団体を5つ紹介する。

国境なき医師団

国境なき医師団(Médecins Sans Frontières)は、30年以上にわたって医師や医療専門職の人々による国際的な医療援助を行ってきた。日本からも人材を募集する一方で、寄付を希望する人には複数の払い込み方法を設けている。コンビニエンスストアや「楽天Edy」、日本郵政グループなどが利用できる。

日本ユニセフ協会

国連の一組織として、ユニセフ(国際連合児童基金)は、約190の国や地域において自動や青年への支援を行っている。日本ユニセフ協会の公式ウェブサイトからは、教材などが詰まった『箱の中の学校』や栄養治療食、浄水剤など、貧困に苦しむ地域の子どもたちを助けられるギフトを購入して支援できる。

国連難民高等弁務官事務所

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、難民や難民申請者、無国籍者や国内難民を対象に生活の再建を支援している。UNHCR駐日事務所では、日本国内にいる難民への法的な提言や相談などを行うほか、紛争地域からの避難者へ支援したい人向けに日本円で寄付を受け付けている。

ワールド・ビジョン

ワールド・ビジョン(World Vision)は1950年に設立された、キリスト教の精神に基づいて人道支援を行っている国際NGOだ。支援が必要な子どもたちやその家族のために、複数の方法で寄付金を募っている。

その活動は世界中で高く評価されており、慈善団体の格付けを行うチャリティー・ナビゲーター(Charity Navigator)では、100ポイント中91.86を獲得している。希望する時に寄付を行うか、月ぎめのプランで子どもを支援するかが選べる。

セーブ・ザ・チルドレン

セーブ・ザ・チルドレン(Save the Childrenave the Children)はイングランドで1919年に設立され、今や世界で最大の民間で非営利の国際組織の一つだ。日本では2003年から精力的に活動しており、紛争地域へ緊急支援を行うほか、政変や災害の被害を受けた子どもたちに長期的な教育や必要な福祉、保護を提供している。

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