Photo by JESHOOTS.COM on Unsplash
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海外ではどう受け止められた? 日本の水際対策撤廃への本音

喜びの声以外に「もう歓迎されてるとは思えない」とネガティブな意見も

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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主要7カ国(G7)の中で唯一、観光を全面的に再開していない国であった日本が、ついに観光の再開に向けて動き出した。このほど政府は、新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、1日当たり5万人としている入国者数の上限を2022年10月にも撤廃する方向で調整に入ったのだ。これと同時に、観光客のビザやパッケージツアーの要件も解禁する予定である。

タイムアウト東京(英語版)では、このビザと観光ツアー撤廃についての記事をFacebookに投稿したところ、多くのコメントであふれた(9月13日時点で472コメント)。喜びの声が多いが、実際どう受け止められているのか。ここでは外国人から届いた生の意見を紹介したい。

日本に行くのを待ち望んでいた

「2年前から日本に行くのを待ち望んでいました。基本的にバックパックで自由な移動がしたいのですが、この制限があるため何もできません」

「10月に正式発表されることを期待しています」

「すぐにでも行きたい! いつでも日本を訪れたいと思っています」

今すぐ実施するべきだ

「今すぐやればいい。何が違うんだろうか。新型コロナウイルスが特定の日付に消えるとか?」

マスク着用のままでは楽しめない

「皆さん、1日中マスクをする覚悟で臨んでくださいね!!!」

「次はマスクと手指消毒を捨てる番だ」

歓迎されているとは思えない

「政府のメッセージはクリアではなく、日本は観光客を望んでいないようです」

「ハハハ。これはちょっと信用できない話だね。そして、問題は私がそこに戻りたいかどうか。もう歓迎されてるとは思えないし、彼らは外国人が嫌いらしいしね」

実際に始動しないと信じられない

「"近い将来"=今から1007日後。どういたしまして」

「2267年……。日本はいまだに北朝鮮のような観光を続けているが、政治家はすぐに再開すると約束している」

ポジティブな意見として、純粋に日本に行けることがうれしいという声があった反面、次のハードルとして上がっていたのが「マスクの着用」だ。これまでの厳しい水際対策を受け「もう、歓迎されていない」「円安に対する必死の対策」と考える人もいた。

なお、この新しい措置がいつ発表されるかは決まっていないが、「そう遠くない将来に」実施されるだろう。

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