ニュージャージーで「持ち込み可能」の大麻エキスポが開催

THCを含む商品は販売されないが、喫煙所を設置

Anna Rahmanan
テキスト:
Anna Rahmanan
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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2020年11月、住民投票で大麻の合法化が決定したアメリカ・ニュージャージー州。この地で、そう遠くない未来に大麻に関する大規模な博覧会が開催されることは想像にたやすいことだったといえるだろう。

活動家でコメディアンのトミー・チョンは、ニュージャージー州で初めて、参加者が大麻を持ち込める消費者向けイベント「420 Expo」を開催することになった。開催期間は、2022年9月16日(金)〜18日(日)で、会場はマンハッタンのミッドタウンから車で45分の「ニュージャージー・コンベンション&エキスポ・センター」だ。

このイベントに入場するには21歳以上でなければならず、参加者は、州法で定められた範囲内で、大麻を持ち込むことができる。

会場には、大麻関連の商品やサービスを紹介する75以上のブースが登場するが、植物、種子、濃縮物、ベイプといったTHCを含む商品の販売は一切行われない。また、医療用大麻や「大麻による社会的、人種的、経済的不公正との戦い」などをテーマにしたセミナーも多数開催される。

屋外には、持ち込んだ大麻を楽しめる喫煙所が設置されるほか、空腹になった時のためにフードトラックも並ぶという。

この巨大イベントのテーマは明らかに大麻だが、週末にはおの投げや吹きガラスなど、大麻に関係ないアクティビティも用意されている(基本的に、ハイな状態で行うことに注意が必要なものだ)。 

主催者は想定している1万5000人以上。チケットはできるだけ早く購入した方がいいだろう。

大麻が合法化されたニューヨークでも、今後同様のイベントが開催されるかどうかは分からない。ただ確かなことは、ニュージャージー州の人々は抜かりがないということだ。Ice-Tでさえも、ジャージーシティにディスペンサリーをオープンする準備をしているのだから。 

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