今日の「鳴る」カレー:アーンドラキッチン

水曜日はカレーマニアのDJがおすすめの一皿をスピン

作成者: Kunihiro Miki |
Advertising

マイルスのトランペットのようなキレのある辛さとスパイス感

御徒町のアーンドラキッチンは、インド南部のアーンドラ州出身のシェフが作る、本格的な南インド料理が楽しめる店。

おすすめは『アーンドラスペシャルミールス』(1,650円)。日替わりカレー2種、サンバル(豆と野菜のカレー)、ラッサム(タマリンドと黒胡椒のスープ)、ポリヤル(いんげんと豆の炒め物)、パパド(豆粉で作ったインドせんべい)チャパティ(全粒粉の薄焼きパン)、バスマティライス、ピクルス、デザートが付いたスペシャルセットだ。

ミールスと呼ばれる南インドの定食スタイルで楽しむカレーの数々は、それぞれ異なる個性が際立つスパイス感の強い仕上がり。混ぜ合わせながら食べ進めると聴こえてくるこのグルーヴ感は……まるでマイルス・デイヴィス(Miles Davis)の『Pharaoh’s Dance』である。

ラッサムのキレのある辛さとスパイス感は、マイルスのトランペット。野菜のうま味が深みを与えているサンバルは、ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)のサックス、ポリヤルのピリッと効いたスパイシーさは、ジョン・マクラフリン(John Mclaughlin)のギター。食べ進むごとに、混沌(こんとん)とした秩序、ないし秩序ある混沌を生み出すあのアンサンブルが鳴り響く。

そのほかにも『ドーサセット』(1,450円)、『シェフ特製セット』(1,350円)など、南インド料理好きなら押さえておきたいセットメニューがそろっているので見逃さないように。

アーンドラキッチンの詳しい情報はこちら

テキスト:カレーDJ カルダモン太郎

前回の「鳴る」カレー

レストラン

今日の「鳴る」カレー:デリー 上野店

じわじわくるホットなグルーヴは、JBサウンドのごとし今日のスパイスは、東京を代表する老舗カレー店のひとつ、デリーの『カシミールカレー』。現在、都内に3店舗を構えるデリーの元祖が、上野店だ。行列の絶えない同店で、不動の人気を誇るのが、『カシミールカレー』。スープカレーのようなシャバシャバとしたルーは極辛だが、口に入れると複雑なスパイスの香りとほのかな甘みを感じる。この絶妙な香りと味のバランスが、日本米との相性もぴったりなのだ。テーブルに常備されている玉ねぎのアチャールと一緒に頬張れば、スプーンが止まらなくなること間違いなし。 このカレーを音楽に例えるなら、ジェームス・ブラウンの『Bodyheat』。食べ進めると徐々に体が熱を帯びていくこの感覚はまさに、じわじわとミドルテンポで攻めてくる『Bodyheat』のシンプルなファンクサウンドそのもの。エンドレスで味わいたいグルーヴである。 デリー 上野店の詳しい情報はこちら

人気のグルメ特集

レストラン

東京、立ち食い焼き肉5選

焼き肉といえば数人で網を囲み、ゆっくりと楽しむ。そんなスタイルが一般的だが、東京のグルメシーンは多種多様。対面式カウンターで楽しむ、一人や少人数向けの立ち食い焼き肉店も存在する。店側としては省スペースかつ、客の回転率が良いという利点があるため、メニューは破格だ。中には、好みの部位を1枚からオーダーできる店もある。赤身、霜降り、ホルモンと、気兼ねなく思い思いの焼き肉タイムを楽しんでみては。ここでは、ふと、一人で存分に肉を楽しみたいと思ったときに行きたい立ち食い焼き肉店を紹介する。

レストラン

東京、飲める●●レストラン5選

タレントのウガンダ・トラによる「カレーライスは飲み物」という名言がある。彼の暴飲暴食ぶりを表す言葉なのだが、昨今、「飲める●●」「●●は飲み物」といったメニューを提供するレストランが出現している。ここでは、店名で飲めることをアピールするジョーク混じりの店や、ストロー付きの小籠包など、ジャンルも異なるバラエティー豊かな「飲める食べ物」を提供する店を紹介する。味はどうかと疑ってしまうかもしれないが、どれも絶品。ぜひ自らの舌で確かめてほしい。

Advertising
激辛グルメ祭り
激辛グルメ祭り
Things to do

5月、グルメ・フードフェス

新緑の季節。暖かい風が若葉を揺らし、お出掛け気分も一層高まるころだ。今月も東京では、パンの激戦区である青山のパン屋80店舗以上が集結するパン祭りや、オムライスの全国大会、激辛料理の食べ比べなど、聞くだけでお腹が鳴りそうなグルメイベントが盛りだくさん。本特集を参考に、家族や友人と繰り出そう。

Advertising