北海道・関東・中部・関西・中国・九州地方などに全国25ホテルを展開し、その全てが駅から徒歩5分圏内の好立地にある「ヴィアインホテル」。同ホテルは、「自宅のようにくつろげる」を掲げており、宿泊のみならず趣味の自分時間や新たな創作のきっかけを見いだす滞在体験もできる。
本記事では、ドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダと音楽家の山中透が、「ヴィアイン新宿」と「ヴィアイン京都四条室町」でのクリエーティブ滞在を実際にしてもらいつつ、それぞれに縁の深い新宿と京都の街について語ってもらった。
Photo: youtube.com/@DuriansPowderRoom/videos
新宿二丁目で産声を上げ、現在ではドラマ・映画出演・ラジオ・YouTubeと多方面で活躍しているドラァグクイーン、ドリアン・ロロブリジーダ。2026年4月には自身初主演となるコメディーミュージカル「DURIAN DURIAN」の上演を控えているなど、今最も注目が集まるクィアエンターテイナーの一人である。
彼女にとって「世界で一番大切な街」である新宿に位置する「ヴィアイン新宿」で、ホテルの新たな活用術を実践してもらうとともに、街への思いを聞いた。
―ドリアンさんにとって新宿とはどんな街でしょうか?
ドリアン(以下略):「ドリアン・ロロブリジーダ」というものが生まれた街です。新宿二丁目でゲイとしての思春期を過ごし、うれしいことも悲しいことも、全てこの街で経験しました。私にとって新宿は、世界で一番大切な街だと思っています。
―新宿の魅力はどんなところですか?
懐の広さですね。「東京都庁」や高級デパートがある一方で、歌舞伎町や二丁目があり、それらが同じ街の中で打ち消し合わず共存していて――それが街全体を華やかにしているんですよね。


―今回、ヴィアイン新宿の客室でご自身のYouTubeチャンネル「Durian's Powder Room」の撮影をしていただきました。実際に利用してみていかがでしたか。
普段とは違うロケーションということで、心が華やかになりますね。映像作品の撮影などのクリエーティブな活動はもちろん、二丁目や「新宿ゴールデン街」も近いので、新宿でナイトライフやカルチャーを楽しむための拠点として、非常にフレキシブルに選択肢を広げてくれるホテルだと思います。


アーティストグループ・ダムタイプでの活動でも知られる、音楽家の山中透。多くの舞台芸術家とのコラボレーションを重ねてきたほか、伝説的なドラァグクイーンパーティー「Diamonds Are Forever」の共同主催者として、30年以上にわたりDJを担当。近年、ダムタイプ初期の音源が続々とリリースされるなど、その音楽に改めて注目が集まっている。
実際に宿泊したこともあるという「ヴィアイン京都四条室町」で、ツアー中のホテルでの過ごし方や、京都の街との関係について話を聞いた。
―今日のように、ホテルで作曲をすることもあるのですか?
山中(以下略):海外ツアーをしていても、毎回同じではつまらないんです。実際の現場やパフォーマーの調子に合わせた微調整が欠かせません。コロナ禍の間にも台湾のホテルで2週間の隔離生活を経験しましたが、日中は作曲に没頭して、夜はずっと映画を観る生活でした。ホテルでの作業は集中できますよ。


―ヴィアイン京都四条室町にも滞在したことがあるそうですね。
目の前にある「京都芸術センター」で、ワークショップをした時ですね。住んでいた大阪から連日通うのも大変なので、助かりました。出身も大学も大阪でしたが、学生時代の頃から京都ばかりに来ています。京都大学の西部講堂での即興演奏のイベントに誘われるなど、当時から京都には面白い人や場所が多かったんです。


―「Diamonds Are Forever」も、京都でアートを学ぶ学生や、クィアな文化に関心のある人なら一度は訪れるパーティーとして親しまれています。
ダムタイプに僕を誘ったのが、一緒にバンドも組んでいた故・古橋悌二。彼と行ったニューヨークのクラブで、大きな衝撃を受けました。日本にもクラブがないと、文化はものすごく遅れたものになってしまうと感じ、1989年に大阪で「Diamonds Are Forever」を始めました。翌年、京都に「CLUB METRO」ができてからは、ずっと京都ですね。