2023年も全国各地の風土の特徴を生かした芸術祭が開催予定だ。本記事では、「大地の芸術祭」の冬版や、石川県能登半島の先端で3年に1度開催される「奥能登国際芸術祭」、「東京のまち」を舞台にした「東京ビエンナーレ2023」などを紹介する。
東京のアートシーンで欠かせないのはギャラリーだろう。アーティストは星の数ほどいるが、定評あるギャラリーは質の高い作品を選んで見せてくれるので、そこから美術史上意味のあるアーティストや現在のアートの潮流の一端を垣間見ることさえできる。
今回は、ビーズ刺しゅうで知られる酒井佐和子、多くの美術団体を結成してアート界をけん引した山口薫、90歳近くになってもなお精力的に活動する版画家の浜田浄などの展示を紹介する。多くが今週末で会期数量となる展示なので、興味を持った展示があれば訪れてみては。