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※2026年5月3日オープン
16年にわたり老舗とんかつ店で修行を積んだ職人・石原弘一が道玄坂に間借りのとんかつ店をオープンしたのが2025年春。絶品のひれかつを提供するとまたたく間に多くのグルマンを虜にし、話題を集めた。
それから1年弱。満を持しての実店舗を神泉のパピエビルにオープンした。ひれかつはもちろん、ロース、海老カツ、夜の一品料理や旬のとんかつコースなど新たにラインアップする。
パピエビルといえば、とじないカツ丼の「瑞兆」、「ポークビンダルー食べる副大統領」が入居しているグルメビル。同店が加わったことで、東京屈指のグルメタウン神泉を象徴するビルになったのではないかと思う。
とんかつは、軽やかながらも肉の柔らかさ、うまみはしっかりと感じさせる黄金比率の一皿だ。あまりの完成度の高さに驚く。軽さを追求するべく研究を重ね、銅鍋とコーン油の組み合わせに辿り着いたのだと石原は語る。
肉は枝枯らし熟成を施した日替わりの銘柄豚を使用。ひれかつは1週間、ロースなら2週間と熟成期間が変わる。部位ごとに異なる銅鍋と温度で揚げ分けることも重要なファクターだ。
塩みが少なくご飯にそのままかけてもおいしい塩、自家製の青唐辛子味噌など添えられる調味料にも一工夫されており、「味変」も楽しい。
おすすめのメニューは、ロースとヒレどちらも楽しめる「上ロースかつ×上ひれかつ盛り合わせ定食」(3,500円、税込み)だ。少し値が張るが、それでも胸を張って勧めたい上質なうまさがある。ぜひ足を運んでみてほしい。
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