ホラー作家の梨、体験型ホラー演出の第一人者・頓花聖太郎、そしてテレビ東京の異色プロデューサー・大森時生が手がける新たな没入型展覧会「恐怖心展」。過去に約10万人を動員した「行方不明展」に続く話題作が、渋谷にやってくる。
テーマは、説明ができないような不安や不快感を覚える「恐怖心」。「先端」「閉所」「視線」など、日常に潜む小さな恐怖を題材に、空間・音・映像・触覚を駆使したインスタレーションが展開される。会場を巡る中で、観客は他人の視線や異物の存在に敏感になり、自らの感覚と心理に気づいていく。
ホラーでもスリラーでもない、自分の中にある「恐怖の輪郭」を知るための時間になるだろう。
※11〜20時/料金は2300円、小学生未満は無料