Photo of the Day - WAIFU vol.6
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誰しもに開かれたクィアパーティー、第6回のテーマは「新しい結婚のカタチ」

テキスト:
Time Out editors
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2020年9月12日(土)、川崎某所でオールナイトの野外レイブ、SLICKが開催する。開催場所は「川崎の工業地帯の湾岸エリア」と公開されているが、チケット購入者にしか知らされないシークレット会場だ。チケットは残念ながら完売してしまったが、ここではSLICKの主催でもあるエリン(Elin McCready)とみどり(Midori Morita)が中心となって2月29日に青山蜂で開いたクィアパーティー、WAIFU(ワイフ)の様子を写真で振り返りたい。

青山蜂
青山蜂

WAIFUは「ジェンダー、セクシュアリティ、人種、年齢などにかかわらず、オープンで他者と寄り添う気持ちのあるさまざまな人が安心して楽しめるセーファースペースを、参加者とともに作り上げていくこと」をテーマに据え、トランスジェンダー女性を含めた女性を軽視するような行為、および人種差別的な行動には即刻退場を求めるポリシーを掲げるパーティーだ。DJのほか、トークイベントやライブ、ZINE、グッズの販売なども行われている。

誰しもが安心して、自由にいられる。そんなパーティーの様子を楽しんでほしい。

写真:Yuki Nakamura
撮影日:2020年2月29日 青山蜂
「新しい結婚のカタチ」スペシャルトーク
「新しい結婚のカタチ」スペシャルトーク

この日のテーマは「新しい結婚のカタチ」。2018年に米国で性別変更をしたエリンとパートナーのみどりが、日本で認められない同性婚をはじめさまざまな家族の在り方について提起し、ゲストには林康紀、マシュー・クスリクを招いてパネルディスカッションを行った。

左からみどり、エリン
左からみどり、エリン
林康紀(中央)、マシュー・クスリク(右)
林康紀(中央)、マシュー・クスリク(右)
モデレーターを務めるヒラマツマユコ
モデレーターを務めるヒラマツマユコ

「新しい結婚のカタチ」パネルディスカッションの様子

 

オープンとともに始まったのは、メークアップアーティスト Marino Asahi(Y's C)による「『自分らしい』Makeup Workshop」。会場3階には、WAIFUのロゴTシャツやグッズ、RYUSEN112によるケータリングフード、lonelinessbooksのZINEやグッズスペースが設けられていた。

メークアップアーティスト Marino Asahi (Y's C)
メークアップアーティスト Marino Asahi (Y's C)
メークアップアーティスト Marino Asahi (Y's C)
メークアップアーティスト Marino Asahi (Y's C)
WAIFU T-shirt
WAIFU T-shirt
RYUSEN112
RYUSEN112
lonelinessbooks
lonelinessbooks

DJ陣は、Sapphire Slows、Chloé Juliette、KATIMI AIEtsuko、坂田律子、Elin (WAIFU) x Elis B2B、海。ライブパフォーマンスに仙台を拠点に活動するアーティストのNami Satoを迎えたほか、Chloé JulietteとのセッションではTomoya Matsumuraがサックスで参加し、会場の人々は静かに耳を傾けていた。

Nami Sato
Nami Sato
KATIMI AI
KATIMI AI
 Chloé Juliette
Chloé Juliette
サックスでセッション参加のTomoya Matsumura
サックスでセッション参加のTomoya Matsumura
海
フェミニズムや性差別への抗議を訴えるポリシー
フェミニズムや性差別への抗議を訴えるポリシー
WAIFUの掲げるポリシー
WAIFUの掲げるポリシー
WAIFU/ワイフ vol.6 -「結婚のカタチ」special!
WAIFU/ワイフ vol.6 -「結婚のカタチ」special!

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