JAMAICA
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対象国の制限なし、ジャマイカが6月15日から観光客を受け入れへ

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Sarah Medina
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ジャマイカは、2020年6月15日(月)から観光客の受け入れを再開する。同じくカリブ海にある、セントルシアやアンティグアなどに続くもので、同海域にある人気観光地の中では最も早く観光業の立て直しに動く。

ジャマイカは3月21日以降、船や航空機での入国を一切禁止しており、非常に厳格な隔離と全国的な夜間外出禁止令によって、ウイルス感染数を比較的少なく抑えてきた。

観光客の受け入れの発表と同時に、ジャマイカ観光大臣のエドマンド・バートレットは、宿泊施設、観光スポット、ウォータースポーツ施設、ショッピング、クルーズポート、空港、ハイヤー、レストラン、バーなどを安全に管理するための規定と、労働者と観光客の両方を保護するためのガイドラインを記載した100ページにも及ぶ文書を公表した。

サンダルズ・リゾーツやハーフ・ムーンなどいくつかの有名なリゾート地も6月4日に営業を再開していて、すでに7月後半分の予約を受け付け始めている。デルタ航空は6月中にモンテゴ・ベイ便のデイリー運航を再開予定。サウスウエスト航空とブリティッシュエアウェイズは7月に同路線を再開する計画だ。

ジャマイカは、セントルシア島、キプロスなどほかの国々とは違い、受け入れ再開の対象国を特定の国に限定しない方針。

ジャマイカを除く、カリブ海諸島の観光客受け入れ予定は以下の通りだ。

アメリカ領ヴァージン諸島
6月1日に再開済み

セントルシア、アンティグア
6月4日に再開済み

バハマ
7月1日(水)の再開を目指している

アルバ
6月15日(月)から7月の間に再開する方向で検討中

タークス・カイコス諸島
7月22日(水)に再開予定

ケイマン諸島
9月まで再開されない公算が大きい

原文はこちら

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