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蒲田を物語るホテルがオープン、下町の町工場組合と共創

ホテルオリエンタルエクスプレス東京蒲田

蒲田の街歩きの新たな拠点となるホテルオリエンタルエクスプレス蒲田4月19日(金)にオープンする。

「オリエンタル」や「ヒルトン」を手掛けるホテルマネージメントジャパンと、地域の町工場70社からなる大田工業連合会がタッグを組んで生まれたホテルだ。

蒲田は観光地化されていないため住んでいない人にとってはどうしても訪れる理由のない街と考えがちだが、「黒湯銭湯」「羽根つき餃子」小さな居酒屋やBar、スナックが並ぶ「バーボンロード」など知る人ぞ知る魅力的な名物、スポットが多数存在する。

この街の主役は、コツコツと汗水流して働き夜ごと晩酌を楽しむ市井の人々だ。このホテルでは、洗練されたデザインの空間で、彼らの日々の仕事を知ることができる。古くから町工場地帯だった労働者の街、蒲田の背景となるストーリーを知り、街に繰り出していくことで、紙の地図やパンフレッドだけでは伝わってこない親しみを感じることができるだろう。

館内には、金属加工の職人技で魅せる階数フロアサインや壁面デザイン、ネームプレートなどが町工場のような雰囲気を醸し出しているが、あくまでスタイリッシュだ。

 

下町の金属加工技術を用いたフロアサイン

 

特許技術を用いてほぼ折り加工のみで製作した金属の折り鶴

 

エントランスの旋盤機(せんばんき)モーター軸に使われる円筒型のシャフトを作るための機器

  

また、オーディオアプリ「ON THE TRIP」では、それらのインテリアが作られたストーリーやプロセスを聞くことができ、街の主役である労働者や職人たちが作りだす物と、その根底にあるクラフトマンシップを知ることができる。

このアプリは、ホテルエントランスに置かれたQRコードを読み込み、専用のWEBサイトからダウンロードすることが可能。Appleの端末ならApp StoreでON THE TRIP と検索してダウンロードすることもできる。

 

 

また、街歩きをナビゲートしてくれるオーディオも収録されている。夕方18時以降の町歩きをイメージして、蒲田の名物や名店を解説してくれるというものだ。外国人にも楽しんでもらうため英語、中国語にも対応している。

   

客室壁面は「木毛セメント板」という素材を使い、町工場技術とモダンデザインが融合した意匠を実現

  

 

 

朝食は弁当形式。具材を自分で選び、わっぱ素材の弁当箱に詰め込み、オリジナルの弁当を作る楽しみがある。衛生的な理由により外に持ち出して食べることはできないが、クラフトマンさながらの食事スタイルを体験できる。

大田区は現在、地元の工業会と観光協会が提携し町工場を体験できる「おおたオープンファクトリー」を定期的に開催している。技術を間近で見学したり、職人と交流しながらモノづくり体験を楽しめるイベントだ。ホテル宿泊、街歩きとあわせて予定すれば街の魅力を十二分に楽しめる有意義な時間を過ごすことができるだろう。

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