迎賓館赤坂離宮(Photo:Kisa Toyoshima)
迎賓館赤坂離宮(Photo:Kisa Toyoshima)

クリスマスに迎賓館赤坂離宮でライトアップと生演奏が開催

通常17時までの公開時間を19時まで延長、キッチンカーの出店も

作成者: Mari Hiratsuka
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【2020年12月25日更新】※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、年末年始の休館期間が繰り上がり、12月26日(土)から2021年1月11日(月・祝)は休館に。12月26日(土)、27日(日)はイベントは中止。

海外からの賓客をもてなす迎賓館赤坂離宮(以下、迎賓館)で、2020年12月24日(木)から26日(土)に、通常17時までの公開時間を19時まで延長し、本館のライトアップを実施する。

迎賓館赤坂離宮(正面玄関)
迎賓館赤坂離宮(正面玄関)

迎賓館の誕生のきっかけ

迎賓館は、1909(明治42)年に皇太子(後の大正天皇)のための東宮御所として、当時の日本の建築と工芸、美術の最高の技術を駆使して建てられた、日本唯一のネオバロック様式(バロック様式の復興)の宮殿建築だ。設計を手がけたのは、片山東熊(かたやま・とうくま)。鹿鳴館をはじめ明治政府関連の建物の設計に携わった、日本近代建築の父とも呼ばれるジョサイア・コンドルの一番弟子である。

日本的なモチーフにも注目

1968(昭和43)年には村野藤吾の指揮により「昭和の大改修」が着工され、1974(昭和49)年から迎賓館として使われるようになった。そして、創建から100年を迎えた2009年、正門と主庭噴水池、さらに本館が明治期以降の建築物として初めて国宝に指定される。豪華な内装はまるでベルサイユ宮殿を彷彿(ほうふつ)させると同時に、随所に日本的なモチーフが施されている。

迎賓館赤坂離宮(朝日の間)
迎賓館赤坂離宮(朝日の間)

例えば、皇室の紋章である菊の紋章、日本国政府の紋章として使用されている「五七の桐」のレリーフがさまざまな場所にあしらわれているのだ。本館の屋根に、左右に一体ずつ青銅製の甲冑をまとった武士像が置かれているのも見逃さないように。

2016年からは一般公開されており、予約なしで見学することができる(2020年12月現在)。ただし、急きょ接遇を行う場合には、予定されていた一般公開が中止になることもあるので、出かける際には事前に公開日程を確認してほしい。また、迎賓館和風別館、游心亭の参観は事前予約制となる。

クリスマスシーズンは公開時間を延長

12月24日(木)から26日(土)は、通常17時までの公開時間を19時まで延長し、本館のライトアップを実施する。また、24日から27日(日)までは、冬のガーデンカフェを開催。通常2台のキッチンカーを4台に増やし、飲み物やオードブルやつまみなどのフードメニューを販売する。幻想的なライトアップのなか、前庭の花こう岩の舗石を踏みしめながら過ごす時間は特別なものとなるはずだ。

12月25日(金)限定だが、前庭の正面玄関付近で、バイオリンとチェロの生演奏も行われる。同企画は9月に実施され、好評を博したことを受けて今回2回目となる。今年のクリスマスは、迎賓館でとびきりドラマチックに過ごしてみたい。

迎賓館赤坂離宮(休憩所)
迎賓館赤坂離宮(休憩所)

また、今年6月には迎賓館に併設する休憩所がオープン。プリンがおいしいと好評のカフェを併設し、売店では休憩所限定のグッズも販売している。迎賓館の参観にかかわらず、入場無料で利用できるのでチェックしてみよう。

テキスト:長谷川あや

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