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23歳でこの世を去ったドイツの劇作家ゲオルク・ビューヒナー(1813~1837)が遺した未完の戯曲『ヴォイツェック』。この戯曲をもとにオーストリアの作曲家アルバン・ベルクが発表し、11月にも新国立劇場にてリチャード・ジョーンズ演出で上演される。オペラ『ヴォツェック』もよく知られているほか、2000年にはシンガーソングライターのトム・ウェイツが作曲し、去る7月に他界した世界的演出家ロバート・ウィルソンが演出した舞台も初演(その後来日公演も)されるなど、多くのアーティストを刺激してやまない物語だ。
今回、小川絵梨子演出、森田剛主演で上演されるのは、2017年にロンドンのオールド・ヴィック劇場で初演された、劇作家ジャック・ソーンのアダプテーション版。原作が持つ不穏で仄暗い空気は踏襲しつつ、舞台を冷戦下の1981年の西ベルリンに置き換え、主人公ヴォイツェックに幼少期のトラウマを設定しているほか、ヴォイツェックをイギリス人にしその内縁の妻マリーをアイルランド人にすることで二人の間に文化や宗教の相違を書き込むなど、現代によりダイレクトに接続する世界となっている。
※昼の部は13時から、夜の部は18時から/休演日は24日/料金は11,500円、U-30は5,500円
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『インタビュー:森田剛』
テキスト:高橋彩子
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