「GYRE GALLERY」で、写真家の高木由利子による写真展「chaoscosmos vol.3 - visible viscosity 可視化された粘性 -」が開催。自然現象を独自の視点から捉える「chaoscosmos」プロジェクトの第3弾となる本展では、重力・慣性・粘性の作用によって生まれる、目には見えない現象を写真によって浮かび上がらせる。
高木はこれまで、衣服や人体を通して「人の存在」を探求してきた一方、近年は世界に潜む不可思議な現象にも関心を広げている。ある撮影をきっかけに、重力と粘性の不可思議な関係に引かれたという高木は、シャッタースピードと被写界深度を組み合わせることで、目には見えない現象を可視化してきた。映像を含む新たな表現にも取り組み、日本を拠点にアジア・アフリカ・南米・中東など各地で撮影を行っている。
chaoscosmosプロジェクトは、混沌(こんとん)と秩序が同時に共存するという気づきから生まれた。カメラを介して自然現象に潜む、魔法的で神秘的、そして奇跡的なものを捉え、そこから受け取ったささやかなメッセージを作品として提示する。
不可視の秩序が、写真を通してどのような姿を現すのか。世界に潜むささやかな変化を捉える、高木のまなざしに注目したい。
※11〜20時/入場は無料





