GYRE GALLERY

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タイムアウトレビュー

表参道にあるファッション複合ビル、GYRE(ジャイル)の3階にあるギャラリースペース。訪れる人々の意識を刺激するため、さまざまな企画展を展開し、発信を続けている。

同じく3階には、日本初進出となる『MoMAデザインストア』、2階にはコムデギャルソンとD&DEPARTMENTによる『グッドデザインショップ』があるので、併せて立ち寄りたい。

詳細

住所
東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3階
Tokyo
アクセス
東京メトロ千代田線・副都心線『明治神宮前』駅(出口4) 徒歩2分/東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線『表参道』駅(A1出口) 徒歩4分
営業時間
11〜20時/休館日は不定休

開催中

SPECTRUM 2076 AD ── 来たる世界の意識体

「GYRE GALLERY」で、展覧会「SPECTRUM 2076 AD ── 来たる世界の意識体」が開催される。本展は、気候変動やテクノロジーの特異点を経た「50年後の未来(2076年)」という視点から現在を遡及的に問い直す、思想的な実験の場。出品作家には、池田謙、森万里子、山田晋也、名和晃平、牧田愛、草野絵美、熊谷亜莉沙が名を連ねる。 会場では、池田は音響によってベルクソン的な「持続」を空間に立ち上げ、鑑賞者の意識の輪郭を剥ぎ取っていく。森の垂直に立つクリスタルは、宇宙的な全一性へと開かれた上昇を提示し、山田は可視と不可視が交錯する絵画の層に、亡霊の気配を定着させる。 名和は物質を波動へと転じ、実在の皮膜を連続体として解体。牧田はポストヒューマンのトポロジーを描き出し、草野はAIという潜在空間から「存在し得なかった過去」を生成して現実と虚構の境界を揺るがす。熊谷は、沈みゆく文明の記憶を照らし返し、現代という一瞬に形而上学的な鎮魂を与える。 鑑賞者は、身体感覚を揺さぶる音響や重層的な視覚体験を通して、自身が「未来から現在へと送り込まれた亡霊(スペクター)」であるかのような感覚に導かれるだろう。壮大な思想的ドキュメントを体感してほしい。 ※11~20時/入場は無料
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