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世田谷美術館

  • アート
  • 用賀
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タイムアウトレビュー

自然豊かな砧公園の一角にある美術館。1986年に開館し、これまで国内外の美術品およそ1万点の美術品を収集してきた。その大多数を占めているのが、世田谷区ゆかりの作家たちの作品だ。

書家であり、美食家としても名高い、北大路魯山人の書画や器も見応えのあるコレクションを有し、ライブラリーやレストラン、ミュ-ジアムショップなどの施設も充実している。

詳細

住所
東京都世田谷区砧公園1-2
Tokyo
アクセス
東急田園都市線『用賀』駅から『美術館』行きバス『美術館』バス停下車 徒歩3分/東急田園都市線『用賀』駅 徒歩17分
営業時間
10時00分〜18時00分(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜

開催中

田中信太郎 ―意味から遠く離れて

「世田谷美術館」で、1960年代以降の日本の前衛美術を語る上で重要な作家の一人、田中信太郎(1940~2019年)の回顧展が開催。アトリエに遺された約40点を中心に構成される本展では、書き留められた言葉とともに活動をたどり、静寂の奥に潜む創造の謎に迫る。 田中は「ネオ・ダダ」の一員として活動後、ミニマルアートを想起させる単純な形態へと転じ、抑制された表現で「もの派」とも関連付けられ、注目を集めた。1985年以降は平面と立体を組み合わせた作品へと展開し、独自の思想に基づく表現を生涯にわたり追求。「ヴェネチア・ビエンナーレ」など海外展にも多数参加している。 その後はアトリエを世田谷から日立へ移し、東京の美術界から距離を置いた制作へと移行。常に新たな表現を提示し続けた姿勢は、「視る」ことを基点に美術の本質を探究し続けていたといえる。 本展では、国内未発表となる1970年の絵画作品をはじめ、晩年に探求を続けた平面作品、最晩年まで制作された金属によるドローイングなどが登場。またヴェネチア・ビエンナーレ出品作など、今まであまり展示されてこなかった作品も紹介される。 ※10~18時(入場は17時30分まで)/休館日は月曜(5月4日は開館)、5月7日/料金は1,400円、65歳以上1,200円、学生800円、小・中学生500円、未就学児無料

ふたりのアフリカ、手仕事の宇宙 人類学者・川田順造と陶芸作家・小川待子のコレクション

「世田谷美術館」で、「ふたりのアフリカ、手仕事の宇宙 人類学者・川田順造と陶芸作家・小川待子のコレクション」が開催。人類学者・川田順造(1934~2024年)と陶芸作家であり妻の小川待子が、1970年代の西アフリカでの調査と生活の中で収集した手仕事のコレクションを紹介する。 ヨーロッパ・西アフリカ・日本という三つの視座から文化を見つめ、口頭伝承が息づく社会を調査するかたわら、人々の暮らしの道具からその世界観を洞察した川田。1970年代、小川は川田の調査助手として西アフリカ・ブルキナファソで3年半を過ごし、帰国後は独自の「うつわ」の制作で国内外から高い評価を受けてきた。本展では、二人が日本に持ち帰った600件を超える手仕事の中から、約350件を紹介する。 会場は、1960年代の川田とアフリカとの出合い、そして小川とともに訪れた北アフリカなどマグレブ諸国への旅から始まる。続いて、1970年代にサバンナで出合った道具や造形を紹介。ひょうたんを生かした椀や儀礼用の楽器、草編みのかご、藍や泥で染めた布、素焼きの土器、木彫の仮面や椅子、口頭伝承に用いられる太鼓、さらに交流のあった現代美術家の絵画などが並ぶ。 構成にあたっては、エッセイの名手でもあった川田の『サバンナの博物誌』などに記された言葉を手がかりとした。また、川田がフィールドで撮影したモノクロ写真もパネル展示する。 最終章「海の見える家――ふたりのアフリカ」では、小川が空間ディレクションに関わり、自宅の再現ではなく再解釈としてのイマジネーションの場を構成する。併せて小川の近作2点も展示される予定だ。 サバンナの暮らしに根ざした、精密でダイナミックな造形世界を堪能してほしい。 ※10~18時(入場は17時30分まで)/休館日は月曜(7月20日は開館)、7月21日/料金は1,400円、65歳以上1,200円、学生800円、小・中学生500円、未就学児無料
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