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世田谷美術館

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タイムアウトレビュー

自然豊かな砧公園の一角にある美術館。1986年に開館し、これまで国内外の美術品およそ1万点の美術品を収集してきた。その大多数を占めているのが、世田谷区ゆかりの作家たちの作品だ。

書家であり、美食家としても名高い、北大路魯山人の書画や器も見応えのあるコレクションを有し、ライブラリーやレストラン、ミュ-ジアムショップなどの施設も充実している。

詳細

住所
東京都世田谷区砧公園1-2
Tokyo
アクセス
東急田園都市線『用賀』駅から『美術館』行きバス『美術館』バス停下車 徒歩3分/東急田園都市線『用賀』駅 徒歩17分
営業時間
10時00分〜18時00分(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜

開催中

アートディレクターの仕事 大貫卓也と花森安治

「世田谷美術館」では、アートディレクターの大貫卓也(1958年〜)と花森安治(1911〜1978年)の仕事に着目した展覧会を開催。本展では近年収蔵した2人が手がけたポスターのほか、グラフィック関連資料を中心に紹介する。広告の価値と可能性を追求してきた2人の広告表現の魅力を探っていくものだ。 世田谷在住の大貫は、批評的な視点で広告業界に衝撃を与えた「としまえん」の仕事で「東京ADC賞」を受賞し、その後数々の話題作を生み出している。表紙画からカット、レイアウトまで全てをこなす花森は、独自の美学を貫き、雑誌『暮しの手帖』の表紙画やカット画などを手がけた。 一見異なるようで共通する2人の表現方法を垣間見ては。  ※10~18時(入館は17時30分まで)/休館日は月曜(8月12日、9月16・23日、10月14日は開館)、8月13日、9月17・24日/料金は200円、65歳以上100円、学生150円、小・中学生100円、土・日曜・祝日・夏休み期間は世田谷区内在住・在校の小・中学生無料

北川民次展―メキシコから日本へ

20世紀に活動した革新的な画家、北川民次(1894〜1989年)の生誕130年を記念する展覧会「北川民次展―メキシコから日本へ」が「世田谷美術館」で開催される。20歳で渡米した北川は、キューバを経由してたどり着いたメキシコで新進画家・教育者として活躍。その後、メキシコで盛んだった「壁画運動」に影響を受け、メッセージ性の強い作品を生涯を通じて作り続けた。 はっきりとした輪郭線、簡略化された細部、デフォルメされた形態、そしてシンプルな構成が特徴で、社会に対する北川の鋭い視線が画面に常に注がれている。帰国後は、東京・池袋を経て愛知・瀬戸に居を構え、陶器生産の活気溢れる瀬戸の人々とその生活を終生温かく見つめ、共感を持って描いた。一方、絵画を通して社会批判をする先駆的な画家として一つの道を切り開き、安保闘争や公害問題などの多くの問題を議題とした作品制作に挑み続けた。 約30年ぶりの回顧展となる本展では、北川の油彩約60点、水彩、素描、版画など約50点に加え、1920~30年代メキシコの多様な芸術動向に関する資料や当時交流した芸術家たちの作品も展示される。北川の軌跡を多角的に紹介する本展で、彼の芸術とメッセージを再発見してみては。 ※10~18時(入館は17時30分まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,400円、65歳以上1,200円、学生800円、小・中学生500円、未就学児無料  

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