1. ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ
    ペドロ・コスタ《火の娘たち》2019年 作家蔵
  2. ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ
    ジェイコブ・リース〈向こう半分の人々の暮らし〉1880-1889年 東京都写真美術館蔵
  3. ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ
    ペドロ・コスタ《溶岩の家 スクラップブック》2010年 作家蔵
  4. ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ
    ペドロ・コスタ〈溶岩の人々〉2015年 作家蔵
  5. ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ
    ペドロ・コスタ《少年という男、少女という女》2005年 東京都写真美術館蔵
  6. ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ
    展覧会メインイメージ(映画『ホース・マネー』2014年より)

ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ

  • アート
  • 東京都写真美術館, 恵比寿
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タイムアウトレビュー

「東京都写真美術館」で、ポルトガルを代表する映画監督のペドロ・コスタ(Pedro Costa)による、日本最大規模で東京で初となる美術館での個展が開催。近年、映画だけでなく世界各地で展覧会も開催し、表現の領域を広げるコスタの集大成ともいえる展覧会だ。

ドキュメンタリーとフィクションの境界を揺るがす独自の映像表現で、現代映画の最前線を切り開いてきたコスタ。本展は、コスタが10代の頃に出合い、深い影響を受けたスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)の1973年のアルバム『Innervisions』と同名のタイトルを掲げる。音楽を通して社会と個人の関係に迫ろうとしたこのアルバムの精神は、彼の映像制作の方法論とも深く響き合っている。

会場では、ポルトガルで暮らすアフリカ系移民の歴史を照らし出した『ホース・マネー』など、コスタ作品において重要な役割を担う登場人物たちや、彼らが生きる場所に関わる映像作品などを紹介。コスタの映像表現とその背景にある歴史的・社会的文脈に触れることで、「インナーヴィジョンズ」という主題を考察していく。

映像・写真・音が交錯する展示空間を歩きながら、その断片を鑑賞者の手で編み直すように体験できる本展。映画とは異なる鑑賞体験を楽しんでほしい。

※10~18時(木・金曜は20時まで、8月28日~9月26日の木・金曜は21時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は800円、学生640円、65歳以上(第3水曜は無料)・高校生400円、中学生以下無料

詳細

イベントのウェブサイト
topmuseum.jp/contents/exhibition/index-5093.html
住所
東京都写真美術館
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
Tokyo
アクセス
JR山手線『恵比寿』駅(東口)徒歩7分/東京メトロ日比谷線『恵比寿』駅 徒歩10分

イベント詳細

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