「Gallery & Bakery Tokyo 8分」で、アーティストの川端健太による個展「document / skin」が開催。皮膚感覚や触覚といった身体的な感覚に着目して制作された新作絵画に加え、修士・博士課程で手がけた作品も展示する。
川端はこれまで、現代的な視覚体験や感覚、個人の記号化、さらにはインターネットの普及によるコミュニケーションの多層化などに注目してきた。そうした、人と人との情報伝達を間接化させるさまざまな隔たりについて思考を重ねながら、絵画や彫刻の制作に取り組んでいる。
彼の言う「皮膚感覚」とは、外部からの刺激を受け取る単なる物理的機能ではない。自己の境界を認識し、他者や世界との関係を構築するための、多層的な知覚の領域を指している。実在を確かめる回路としての「触覚」を再考する試みは、我々がいかに世界を受容しているのか、その知覚の前提そのものを問い直す契機となるだろう。
※8〜19時/入場は無料



