1. AWT FOCUS
    Photo: Kisa Toyoshima | 「AWT FOCUS」展示会場の「大倉集古館」
  2. アートウィーク東京
    松沢一応によるAWT BARの完成イメージ © ichio matsuzawa office
  3. アートウィーク東京
    左から、小沢剛、Chim↑Pom from Smappa!Group、やなぎみわとのコラボレーションカクテル
  4. アートウィーク東京
    2023年の「AWT VIDEO」の様子
  5. アートウィーク東京
    メインビジュアル

アートウィーク東京

  • アート
  • 大倉集古館, 神谷町
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タイムアウトレビュー

現代アートの祭典「アートウィーク東京」が今年も開催。39のギャラリーと13の美術館および団体が参加する。

美術館での作品鑑賞とギャラリーでの作品購入という2つの体験を掛け合わせた特別展「AWT FOCUS」は、2025年に国際芸術祭「ドクメンタ14」のアーティスティックディレクターを務めたアダム・シムジック(Adam Szymczyk)が監修。「リアルとは?」をテーマに、「ポスト真実時代」における現実の意味を多様な表現で探っていく。

また、「東京都現代美術館」の学芸員・岡村恵子が監修する映像作品プログラム「AWT VIDEO」では、テーマを「儀礼、あるいは祈りの不条理な美」とし、10人のアーティストによる作品を紹介する。

トークプログラム「AWT TALKS」では、国内外のキュレーターや思想家を招き、現代社会におけるアートの意義を語る。2025年の基調講演者は、「グッゲンハイム美術館」の副館長兼チーフキュレーターで、2027年の「ドクメンタ16」のアーティスティックディレクターに就任したナオミ・ベックウィス(Naomi Beckwith)だ。

さらに、世界有数の美術館のリーダーたちが運営や企画を語る「ディレクターズ・カンバセーション」を初めて実施。香港の現代美術館「M+(エムプラス)」のアーティスティックディレクター兼チーフキュレーターであるドリアン・チョン(Doryun Chong)がモデレーターを務め、多彩な議論が展開される。

一方、ポップアップバー「AWT BAR」では、建築家・松沢一応による空間設計の下、シェフの生江史伸が手がける限定フードや、小沢剛・Chim↑Pom from Smappa!Group・やなぎみわとのコラボレーションカクテルを提供。音響演出を務めるサウンドアーティストの日野浩志郎と、ダンサーの柿崎麻莉子とリエル・フィバック(Liel Fibak)によるライブパフォーマンスも見どころだ。

会期中は、参加施設を結ぶ無料シャトルバスが運行。美術館やギャラリー、各プログラム会場を効率よく巡りながら、都内を横断して最先端のアートを体験しよう。

※時間・料金は各会場により異なる

詳細

イベントのウェブサイト
www.artweektokyo.com/
住所
大倉集古館
東京都港区虎ノ門2-10-3
Tokyo
アクセス
東京メトロ南北線『六本木一丁目』駅 徒歩5分/東京メトロ日比谷線『神谷町』駅(出口4b)徒歩7分/東京メトロ南北線、銀座線『溜池山王』駅(出口13)徒歩8分

イベント詳細

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