1. 笹本晃 ラボラトリー
    《Cooking Show[クッキング・ショー]》2005 ©Aki Sasamoto. Courtesy of Take Ninagawa, Tokyo
  2. 笹本晃 ラボラトリー
    《Strange Attractors》2010
[個展(Take Ninagawa、東京)での展示風景] 個人蔵 撮影:岡野圭 ©Aki Sasamoto. Courtesy of Take Ninagawa, Tokyo
  3. 笹本晃 ラボラトリー
    《Skewed Lies》2010 [Luxembourg & Dayan(ニューヨーク)でのパフォーマンス風景] 撮影:Allison Hale ©Aki Sasamoto. Courtesy of Take Ninagawa, Tokyo
  4. 笹本晃 ラボラトリー
    《Delicate Cycle》2016 [第9回恵比寿映像祭「マルチプルな未来」2017 でのパフォーマンス風景] 撮影:新井孝明 図版提供:東京都写真美術館 ©Aki Sasamoto. Courtesy of Take Ninagawa, Tokyo
  5. 笹本晃 ラボラトリー
    笹本晃《Point Reflection(ヴィデオ)》2023 よりスチル ©Aki Sasamoto. Courtesy of Take Ninagawa, Tokyo
  6. 笹本晃 ラボラトリー
    メインビジュアル

笹本晃 ラボラトリー

  • アート
  • 東京都現代美術館, 清澄
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タイムアウトレビュー

「東京都現代美術館」で、ニューヨークを拠点に国際的に活躍する注目のアーティスト、笹本晃(ささもと・あき)の個展が開催。初期の代表作から、キネティックな要素が強まる近年の作品まで、笹本の約20年にわたる活動を概観する。

笹本は、2000年代半ばからパフォーマンス、ダンス、インスタレーション、映像など、自身のアイディアを伝えるのに必要なメディアを横断的に用いた作品を手がけてきた。特に自ら設計・構成した彫刻、装置、造形物を空間に配してインスタレーションを創り出し、その中で自身がその環境の構成要素の一つとなって即興的なパフォーマンスを行うスタイルで広く知られている。

会場では、写真や立体作品、パフォーマンス時に生み出されるダイアグラム、映像作品、そして代表的なパフォーマンス・インスタレーション空間の再構成などによって、笹本作品のテーマや手法の変遷を、さまざまな角度から紹介していく。

また、8月23日(土)・24日(日)、28日(木)~31日(日)と、10月中旬、11月上旬には、インスタレーション空間の中でアーティスト自身が即興的に行うパフォーマンスを実施。2010年の「ホイットニー・ビエンナーレ」で初めて発表した『ストレンジ・アトラクターズ』から、2024年に香港で発表した『Sounding Lines』、本展のための新作を組み合わせた新たなパフォーマンスまで、新旧の4作品が一堂に会する。造形とパフォーマンスの関係を探究し、独自の実践を重ねてきた異才とその作品を目撃してみては。

なお、913(土)・14日(日)は学生と高校・中学生の入場が無料だ。リーズナブルな一般2枚のツインチケットも、チケットカウンターでのみ2500円で販売しているのでチェックしてほしい。

※1018時(89月の金曜は21時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,500円、学生・65歳以上1,000円(第3水曜は65歳以上無料)、高校・中学生600円、小学生以下無料

詳細

イベントのウェブサイト
www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Aki_Sasamoto/
住所
東京都現代美術館
東京都江東区三好4-1-1
Tokyo
アクセス
東京メトロ半蔵門線『清澄白河』駅(B2出口)徒歩9分/都営大江戸線『清澄白河』駅(A3出口)徒歩13分

イベント詳細

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