広島平和記念資料館がバーチャルツアーを開始

原爆投下から75年、新型コロナの影響で資料館をオンライン公開へ

Emma Steen
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Emma Steen
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広島県は日本の中でも人気の旅行先で、ユネスコ世界遺産に登録されているスポットや、広島風お好み焼きなどのグルメでも知られている。しかし、広島の悲惨な過去も忘れてはいけない。広島平和記念資料館は、第二次世界大戦中の1945年8月6日に世界で初めて投下された原爆によって起こった、悲劇の記念碑として立てられた博物館だ。

2020年8月6日に、広島では被爆75周年の記念式典が行われたが、現在の新型コロナウイルスの拡大を受けて日本では移動が制限されており、多くの人が広島を訪れて追悼することができなくなっている。

そこでソーシャルディスタンスを維持しながら追悼する方法として、広島平和記念資料館は国際的な非政府組織(NGO)や日本やアメリカの芸術家たちと協力し、自宅からバーチャルツアーを体験するための資料を集めた。

オンラインツアーは、資料館と原爆の投下の中で残った日常的な物を含めた資料で構成されており、8月6日から利用することができる。

またYouTubeには、ボランティア団体平和のためのヒロシマ通訳者グループ(Hiroshima Interpreters for Peace)が、広島75周年記念式典の様子などをアップされている。こちらもあわせてチェックしてみよう。

広島平和記念資料館の公式サイトはこちら

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