2016年4月に逝去した作曲家、ヴァイオリニスト、映像作家、俳優のトニー・コンラッドを取り上げたドキュメンタリー映画『トニー・コンラッド:完全なる今』を日本で初公開するイベントが開催。1960年代にはアメリカの前衛アートや音楽の混沌としたシーンにおいて、ドローンやクラウトロックに接近した名作を発表した彼だが、今回がジム・オルークによる『トニー・コンラッドに捧げるライブ』と題したパフォーマンスも披露される。また、トニーが製作し、構造映画の傑作と称される1966年公開の映画『ザ・フリッカー』の16mmフィルム上映に合わせて、灰野敬二がライブを行なうという実験的なプログラムも。常に独自の感性とスタンスで突き進んできた彼の、類い稀な才能の片鱗を体感する好機だ。
トニー・コンラッド:完全なる今
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