東京メトロ方南町駅から徒歩3分。2025年2月にオープンしたラーメン店は、カウンター6席の小さな空間ながら、早くも常に満席が続く人気店となっている。
メインは「中華そば」(1,300円〜)と「担々麺」(1,350円〜)。トッピングを豪華に盛り込んだ「特上」に加え、シューマイが付く「せいろセット」も用意。いずれも客をひきつけている。
「中華そば」は、丸ドリなどの動物系に煮干しやカツオ節を合わせた無化調のダブルスープ。動物系の厚みあるうま味と魚介系の香りが折り重なり、濃度とコクを兼ね備えながらもまろやかな味わいに仕上がる。麺は歯切れの良いストレート細麺で、スープとの一体感が秀逸。
チャーシューは燻製機で炙った豚ロースと、脂身とのバランスが絶妙な低温調理の豚バラの2種。さらに甘みのある極太メンマとネギが脇を固める。
「特上」では半熟の味玉に加え、豚と海老の二種類のワンタンが豪華に添えられ、完成度を一段と高める。最後の一滴まで飲み干したくなる一杯だ。