銅板で焼き上げる、ぽってりと厚みのあるホットケーキが名物の「小野珈琲」。店主の小野滋弘はこの地でホットケーキを焼き続けて44年。材料の配合や生地の混ぜ方、生地を寝かせるタイミングや時間まで、数えきれないほどの試作を重ねながら現在のレシピにたどり着いた。
客の8割がホットケーキを注文し、多い日は100食も出るという。食べる際は、レモンの香る自家製蜜をたっぷりとかけて味わおう。注文を受けてからハンドドリップで抽出するコーヒーはコクと甘みが特徴で、冷めてもおいしさが持続。ゆっくり過ごしたい時にもうれしい一杯だ。