都電荒川線の早稲田駅から徒歩3分。2025年6月にオープンした「弐昇」では、潔く「肉汁つけ」(850円〜)一本で勝負する。松・竹・梅の3種類を用意し、肉の量で価格が変わる仕組みだ。
「肉汁つけ」は、肉出汁の甘じょっぱいつけ汁に中細ストレート麺を合わせた一杯。肉汁うどんをつけ麺に落とし込んだような、ありそうでなかったスタイルが新鮮。麺は自家製で、つるりとした喉越しの良さに箸が止まらない。
具材はつけ汁に沈む程よい脂身のバラ肉(松・竹は麺皿にも追加)、さらに麺皿にはゆでキャベツと刻み海苔が添えられる。懐かしさと斬新さを同時に感じさせる仕上がりだ。
サイドには「牛すじ」(250円)やライスも用意され、肉汁つけと組み合わせて楽しむのも一興。