1. ジェルメイ
    photo: morookamanabu | 店内
  2. ジェルメイ
    photo: morookamanabu
  3. ジェルメイ
    photo: morookamanabu | 花見がテーマのミニャルディーズ
  4. ミニャルディーズ
    photo: morookamanabu | 「フライドポテト」
  5. ジェルメイ
    photo: morookamanabu | 外観
  6. ジェルメイ
    photo: morookamanabu

ジェルメイ

  • レストラン
  • 広尾
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タイムアウトレビュー

白金北里通りから一本入った場所にある、アシェットデセールの専門店「ジェルメイ(Germei)」。完全予約制で、極上の旬のフルーツを使ったスイーツのコース(1万8,700円、以下全て税込み)を提供している。

オープンは2024年9月。カウンター6席のみの客室は2階にあり、人間よりも大きなクマのぬいぐるみがゲストを出迎える。コースの内容は季節ごとに変わり、9品で構成。これに、数種類の茶のティーペアリングが付く。

シェフパティシエを務めるのは、1997年生まれの横石芽映。調理は厨房(ちゅうぼう)で、仕上げはゲストの目の前で行う。味わいの緩急がしっかりついたコースはおいしさはもちろん、プレゼンテーションにもこだわり、どれもこれも写真に収めたくなる美しさだ。「コースの最後までおいしく召し上がっていただけるように糖分や脂質、水分量は特に注意しています」と、バランスも大切にしている。

コース序盤に提供される季節のフルーツを使ったショートケーキは、同店のシグネチャーの一つ。ゲストの来店に合わせて焼き上げる温かいスポンジ生地に、目の前で軽やかな生クリームや旬のフルーツを盛り付ける。温度や食感など、 その場で食べてもらうからこそできることを積極的に行っている。

後半には、口直しとして「フライドポテト」が登場。愛らしいクマの器にフライドポテトが1つ乗っている様子がかわいい。じっくりゆでたジャガイモを冷凍させてから揚げ、最後にエシャロットパウダーで味付けする。中はホクホク、外はカリッと感があり、おかわりをしたくなるだろう。

フィナーレを飾るのはミニャルディーズ。白味噌のフィナンシェや焼きたてのカヌレなど、数種類の小菓子を用い、その月ごとの世界観を作り上げている。

毎月訪れる男性のひとり客も多いとか。おいしくかわいく美しい世界で繰り広げられるスイーツのコースで楽しむ非日常、癖になりそうだ。

詳細

住所
東京都港区白金5-15-3
Tokyo
アクセス
東京メトロ日比谷線『広尾』駅(出口1)徒歩12分
営業時間
12時~、16時~/定休日は不定休
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