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※2026年5月9日オープン
クリエーティブプロダクションであり、話題の飲食店を多く運営する& Supplyによる新たなイタリアンレストラン。松濤文化村ストリートの三叉路でガラス張りのファザードは抜け感がある。オープン翌日に伺うと何人もの人々が足を止めて中を覗き込んでいたのが印象的だった。
半円形のダブルカウンターと丸テーブルが目を引くが、作り込まないことを意識して、入居時点でブルーグレーだった壁をそのまま生かしたり、椅子はクロアチアから集めたビンテージ家具だったり、経年劣化を楽しめるようテーブルはメッキにしたりと、大人の楽しみが随所に取り入れられている。
& Supplyといえば、2019年に池尻にストリートバー「LOBBY」、神泉には2022年9月にカクテルスタンドとレストラン・バー・新オフィスを併設した「Hone」を構えている。都市部にありながら、旅をしているかのような新鮮な感動を与えてくれる店舗ばかり。同店もこの体感を期待してくれて構わない。
例えば「真蛸のソテーと季節野菜のトマトリゾット」(2,600円、以下全て税込み)は、メニュー名で想起するのはリゾットだが、豪快にソテーしたマダコが主役だ。プリっとした歯応えのタコに優しいトマトリゾットが伴走する。毎週「吉野ハーブファーム」から届く新鮮な季節野菜も侮れない。力強く鮮やかな味わいに目をみはる。料理責任者を務める岡橋史尚は「みんなが知っている素材や組み合わせを技術でおいしく、面白くしたい」と、語る。
フックのきいたカクテルが味わえるのも& Supplyの店舗の特徴。同店でもバーテンダーが常駐し、イタリアと和の素材を掛け合わせた「山椒と大葉のモヒート」(1,300円)などを提供している。攻めた味わいを楽しみたいなら、自家製のモスコミュール「シチリアン・モスコ」(1,200円)もおすすめだ。
岡橋は「おいしかったより楽しかった」と思ってほしいと語る。ご飯がおいしいのは外食店なら当然だが、その上ちょっとした驚きと心地良いサービスがある。楽しいご飯を味わいたいならぜひ訪れてみてほしい。
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