NHK大河ドラマ『八重の桜』の主人公である、会津出身の新島八重の生涯を紹介する『八重の桜 逆境にこそ咲く花あり』が、江戸東京博物館で開催される。
会津藩の砲術師範であった山本権八・ 佐久の子として生まれた八重。慶応4年(1868)の戊辰戦争時には、鶴ヶ城に籠城し、自らも銃をとって男性と共に奮戦した。会津藩の敗戦後、京都最初の女学校『女紅場』の教師となり、その傍らで英語や聖書を学ぶ。明治8年(1875)、アメリカ帰りで 後に同志社の創立者となる新島襄と出会い、その翌年に結婚した。
本展は、戊辰戦争の敗戦から立ち上がった人々の姿を通して、復興へのメッセージを伝える展覧会となっている。