[category]
[title]
屋上から瀬戸内の多島美を一望できる、2023年開館の「下瀬美術館」。2024年に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が創設した建築賞で「世界で最も美しい美術館」に選出された。
建築は坂茂が手がけ、訪れる人の感性を揺さぶる空間が広がっている。海岸線に沿って建つ3棟の建物は、全長190メートルのミラーガラススクリーンに包まれ、水盤に浮かぶ展示室や四季折々の花々を映し込みながら、瀬戸内の風景と溶け合う。
可動式の壁を備えた企画展示室は、展示内容に応じて形を変え、坂が瀬戸内の島々から着想を得て設計。広島の造船技術を活用して水の浮力で動かせる仕組みとした、世界でも類を見ない建築作品だ。
また、自然を題材に多くの作品を残し、植物学者としても活動したアール・ヌーヴォーの巨匠であるエミール・ガレ(Émile Gallé)にちなんだ庭園も併設。彼の作品に登場する草花が、瀬戸内の気候に合わせて植栽されている。
Discover Time Out original video