AIR OSAKA HOSTEL

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  1. AIR OSAKA HOSTEL
    Photo: Kyoko Otsuka (karamomo)
  2. AIR OSAKA HOSTEL
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タイムアウトレビュー

せっかく訪れるなら、その都市が持つさまざまな顔を見てみたい。もしあなたがそう考えているなら、「AIR OSAKA HOSTEL(エア オーサカ ホステル)」に宿泊するのがいいだろう。大阪ミナミの中心地・難波から地下鉄で10分、近年「アートの街」としてジワジワと知名度を上げている北加賀屋にあるホステルだ。

まるで異空間へとつながっていそうな草木が生い茂った入り口。中に入れば、古い旅館を改装して作られたとあって、どこか懐かしい雰囲気が漂う。出入りする宿泊客も「こんにちは〜」ととてもフレンドリーで、数時間滞在すれば「ただいま」と言いたくなるような安心感に包まれる。

所々に見られる壁の絵やデコレーション、オブジェなど、やはりアートがコンセプトなのかと思いきや「コンセプトは決めないことにしています」とオーナー。「自分だけで完結した世界を作るのではなく、お客さんの能動性を大切にしたい」とのこと。ここで見られる作品の多くは滞在した人が描いたり、置いていったりしたもので、いわば宿泊客の「痕跡アーカイブ」だ。

この場所でのゆったりとした「余白」を演出するのに一役買っているのが、ラウンジ部分を間借りする形で展開されているカフェ「sakuri」。「カラダにやさしく、おいしい」をテーマに、紅茶(500円から)や旬のフルーツをふんだんに使用したスイーツを提供している。

名物の「sakuriプリンのパフェ」(800円)は、紅茶と洗双糖を煮詰めて作ったソースがじんわり体に染み渡る。トッピングされた猫型のクッキーもキュート。運が良ければ、看板猫のウルフちゃんに遭遇できるかも。

詳細

住所
大阪府大阪市住之江区北加賀屋2-9-19
Osaka
アクセス
Osaka Metro四つ橋線『北加賀屋』駅 徒歩2分
営業時間
カフェ 10時00分〜18時00分/定休日は月・火曜
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