日本酒をライフワークとするEXILEメンバーが手がけた、角打ちがオープン

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Time Out Tokyo Editors
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9月8日(日)、中目黒にEXILE、EXILE THE SECONDの橘ケンチがプロデュースする居酒屋、LDH キッチン イザカヤ アオバダイ(LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI)がオープンした。

同店は、日本酒をライフワークとし、アーティスト活動の傍ら全国の酒蔵を巡っている橘がプロデュースした居酒屋で、都内で複数の店舗を手がけるLDH Kitchinの新ブランドだ。

「NEO角打ち」というコンセプトには、「僕なりに現代風にアレンジしたNEO角打ちというスタイルを提供したい」という橘の想いが込められている。

提供する日本酒は、ここ3年で70、80軒の酒蔵を訪問している橘が、実際に足を運んだことがある蔵のものを厳選。開店時には24銘柄約50種類の日本酒を用意しており、橘が1791年創業の京都市伏見の酒蔵、松本酒造とコラボレーションして作った『守破離橘』も楽しめる。『守破離橘』は田んぼ別に醸した松本酒造に象徴するシリーズ「守破離IDシリーズ」として生まれたもので、日本酒のアイデンティティを表す重要なエレメンツの一つである「米」に特化。兵庫県産の山田錦を使用している。

人気陶芸家、RYOTA AOKIの酒器

内装は、日本の文化を大切にしつつも、「ブルックリンの洒落たスタンディングのカフェで出てくるのが日本酒だったら面白い」という橘のアイデアを、日本のトラディショナルなものと組み合わせて具現化。ライトアップされ、幻想的に光る杉玉のオブジェや、升をモチーフにした照明など、インテリアにも遊び心が光る。

 メニューブックはブックディレクターの幅允孝が手がけた、日本酒の紹介文は橘本人が書いたという

また、日本酒はおでんが相性がいいことから、かつおだしでとったおでん(単品250円から)は1年を通して提供。『さえずりのおでん』(500円)など変わり種もある。おでんの出汁と日本酒を合わせた『だし割り日本酒』(250円)もおすすめだ。

看板のそばはつゆで食べるシンプルなものから、豚ばら肉やねぎ、もやしなどが乗った『肉麻辣そば』(1,000円)まで多彩にラインナップ。『肉麻辣そば』はシメに、そば湯の変わりに豆乳で割り最後まで出汁を楽しめる。そば粉を入れた自家製の皮で作った『そば餃子』(750円)や、酢飯の代わりに大葉、みょうが、しめアジ、ガリを海苔で巻いた『〆アジのちょいと巻き』(750円)など、ひと工夫を加えたメニューも楽しい。

会計は、金券代わりに「かるた絵札」を使用。札には「目黒富士」などこの地に縁のある絵をモチーフが描かれており、なかには橘の秘蔵の酒などが楽しめる「当たり」も入っている。

店舗は目黒川沿いの桜並木に面したビル2階に位置。立ち飲みカウンターから窓の外には、手が届きそうなほど間近に桜の木々が迫る。春には格好の花見酒のスポットとなるはずだ。

LDH キッチン イザカヤ アオバダイ(LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI)の詳細はこちら

テキスト:長谷川あや

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