ルイ・ヴィトン原宿ポップアップストアの目玉は、巨大レインボーマン

Kaila Imada
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Kaila Imada
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今週の1月9日以降に、山手線に乗って原宿駅を通ったり、その付近を歩いた人は、線路のすぐ脇に建つ『ルイ・ヴィトン』の象徴的なモノグラムが施された、奇妙なガラスの建物に気づいたかもしれない。

©LOUIS VUITTON / DAICI ANO

この派手な建物は、ルイ・ヴィトンのポップアップストアだ。ストアでは、メンズ アーティスティック・ディレクター、ヴァージル・アブローの2019年春夏メンズコレクションを一足先に手に入れることができる。

アブローは、2018年6月にパリファッションウィークのランウェイで、デビューコレクションを披露。昨年の就任以来、そのカジュアルストリートウェアのビジョンで、同ブランドを新たな高みへ導いている人物だ。

このポップアップストアを開催したのは、ニューヨークやロンドンといった、ごくわずかな都市のみ。東京でも開催されていると聞けば、足を運ばすにはいられない。

 ©LOUIS VUITTON / DAICI ANO

ストアは外からでもよく目に付く。なぜなら、巨大なオブジェ「レインボーマン」がいるからだ。下半分は1階の床スペースを占拠し、上半身は2階まで高くそびえ立っている。

アブローがコレクションで発表したのは、ドロシーが描かれたジャケットや、黄色いレンガの道がプリントされたシャツ。彼が、『オズの魔法使い』からインスピレーションを得たことは容易に見て取れる。

©LOUIS VUITTON / DAICI ANO

店内のアブローによる大型インスタレーション、モノトーンのマネキンなども印象的だ

注意しなくてはならないのは、気軽に立ち寄ることができないということ。入場にはチケットが必要で、毎日8時30分から、ポップアップショップ近くの指定場所に並んだ人のみに配布される。配布待ちの行列は午前6時からスタートしている様だ。(1月16日現在、抽選入場は中止し、混雑時には入場規制中)

寒空の下、2時間半待つことを躊躇(ちゅうちょ)するならば、ショップ近くまで歩いて覗いてみてはどうだろう。ガラス張りの建物なので、おおよその様子は見ることができる

『ルイ・ヴィトン メンズ SS19ポップアップストア』の開催は、2019年1月31日(11時00分〜19時00分)まで。2019年3月開業予定の新商業施設、神宮前6丁目プロジェクト(仮称)に期間限定でオープン。詳細は公式サイトより確認しよう。

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