タイムアウトカフェダイナー10周年、Licaxxxや鶴岡龍が沸かしたパーティーをレポート

テキスト:
Miroku Hina
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写真:豊嶋希沙

4月26日、恵比寿のリキッドルームLIQUIDROOM)にあるタイムアウトカフェダイナー10周年を迎えた。当日はアニバーサリーパーティーが開かれ、タイムアウトカフェのファンや、ゆかりのあるアーティストらなど100名以上が来場した。

ライブパフォーマンスでは、『フジロック』など国内外の大型フェスに出演実績のあるLicaxxxをはじめ、ラップトップライブや劇版作曲など幅広い領域で才能を発揮している小林うてな、シンセ歌手の鶴岡龍(つるおかりゅう)、DJとして国内外で活躍するCOMPUMA4人が出演。会場中央に置かれたDJブースで来場者を沸かせた。

当日は、Instagramをフォローした人への振る舞い酒のほか、和牛バーガーやジャークチキン、スパムおむすびといったスペシャルメニューも提供され、来場者は10周年という節目の年を祝う夜を、美酒と良質な音楽ととも堪能したようだ。ここでは、写真とともに当日の様子をレポートする。

オープニングでパフォーマンスしたLicaxxx。アクトが終わった後も会場で友人らとの会話と音楽を楽しんでいた。

メロウな歌声をシンセサイザーの電子音に乗せて披露した鶴岡龍。ソウルフルな歌声に聴衆は体を揺らしながら聞き入った。

トリを務めたのは、DJCOMPUMA。最新邦楽ラップからスティーヴィー・ワンダーまで、縦横無尽な音楽セレクトで会場の盛り上がりもピークに。

当日、バーカウンターの後ろで元気にフードを振る舞ってくれていたカフェスタッフらに、10周年を迎えた感想を聞いた。

勤務歴1年半の貝瀬は「今日みたいに、DJイベントで盛り上がれるカフェは、なかなかない。これまでいろんな音楽シーンを捉えたイベントを開いてきたので、これからもそんなタイムアウトカフェであってほしい」と、コメントしてくれた。

「10」のポーズをとってくれたタイムアウトカフェダイナースタッフの女性と貝瀬。勤務後、貝瀬はフロアでキレのあるダンスを披露していた。

夜が深まるとともに会場も一層混み合い、カフェの入り口に広がるバースペースはソーシャライジングする人々でにぎわった。

22時を過ぎると、DJの流す音楽もディープな方向に変化。パーティーは深夜まで続き、来場者のみならず、出演者やスタッフらも一体となって楽しんでいるのが印象的だった。

これからも、カフェやランチとしての利用はもちろん、タイムアウトカフェダイナーならではのイベント開催で、東京のシーンを牽引し、音楽ファンの交流の場となっていくことを期待したい。

イベントのポスター

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