アザー・ミュージックの21年間を収めたドキュメンタリー映画がバーチャル上映中

テキスト:
Kunihiro Miki
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2016年6月25日に閉店したニューヨークのレコードショップ、アザー・ミュージック(Other Music)。タワーレコードの目の前に店を構え、タワーレコードに置いていない作品を扱うことをモットーに1995年にオープンした同店は、2000年代のアメリカのインディーシーンの興隆を支え、多くの人々に愛された伝説の店だ。

今年のレコード・ストア・デイでは、イベント開催に合わせて同店の21年間の歴史を収めたドキュメンタリー映画『Other Music Documentary』が上映される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でレコード・ストア・デイ自体の開催が延期に。オンラインでのレンタル視聴という形で同作の公開を開始した。

作中では、デペッシュ・モードやウィリアム・バシンスキー、パンダ・ベアー、小山田圭吾、ヴァンパイア・ウィークエンド、アニマル・コレクティブ、インターポール、ニュートラル・ミルク・ホテル、シャロン・ヴァン・エッテン、ヨ・ラ・テンゴ、TV・オン・ザ・レディオ、レジーナ・スペクターなど、豪華な面々が出演している。

「Virtual Theatrical Screenings」と名付けられている今回の公開スタイルは、スクリーニングに協力してくれる店舗を募り、視聴者は協力店リストから支援したいレコード店や劇場を選択する形でレンタルの手続きを進める。価格はおよそ12ドル前後で設定されている。スクリーニングの協力店はまだ募集中とのことなので、気になる人は手を挙げてみてはいかがだろうか。

『Other Music Documentary』の詳しい情報はこちら

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