にしくんのバースデーパーティーに潜入、当日の様子をレポート

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
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「身長109cmのAV監督」として知られるにしくんこと、西晃平の25歳を祝うバースデーパーティーが、4月26日(木)に新宿で開催された。

にしくんは、3歳のときに小児がんを発症し、6歳のときに骨の変形や小人症が現れる「ムコ多糖症モルキオ病」と診断された。骨髄移植によって病気の進行は抑えられているが、身長は低いままなのだ。高校卒業後、家出からホームレス生活をへて、IT企業の正社員として働いていたにしくん。2016年に大手アダルトビデオメーカーソフトオンデマンド(SOD)の専属監督になり、現在はフリーで様々な活動をしている。

会場に到着すると、にしくんを祝うために50人ほどが集まっていた。参加者は、AV監督になる以前からの古い友人や、「Twitterでイベントの情報を知り、にしくんに会ってみたかった」と話す初対面の人など、業界や肩書きも違う様々な人たち。パーティーでは、公務員からAV女優に転身した八ッ橋さい子とのトークショーや、女体盛りが行われた。 

パーティーを開いた経緯を尋ねると「体験の提供をしたかったんです。まず、エロいけど法律に触れないことで、自分ができることを考えました。近年モノの価値はどんどん下がっていますが、SNSで周りと比較できたり、人に話したくなるような、体験の価値は上がっています。そのひとつとして今回のパーティーを企画しました」と話した。

実際に、パーティーで女体盛りの飾り付けを行ったり、盛られた刺身やケーキを箸でつついたり、現場を眺めたりしていると、にしくんの監督する作品の一部に関わっているかのような感覚が味わえたのは確かだ。

最後に、25歳になったこれからの活動を聞くと「海外進出をしようと考えています。自分の名前をKoHey Nishiで検索すると、月間検索数が10万〜100万あります。この数字は、世界的に知られている宮崎駿や村上春樹に匹敵します。僕の作品について海外からは、『日本がとんでもないCG作品を出した!』など、リアルだと思われていなかったり反応は様々なんですけどね。なので、知名度をいかしてマーケットが大きい海外をターゲットにした、音楽の企画や映画出演など、様々なことにチャレンジしたいと思っています」と力を込めた。

にしくんおめでとう!

にしくん公式サイトはこちら 

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