3月16日にオープンする、ムーミンバレーパークの5つの見所

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
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2019年3月16日(土)、埼玉の飯能市に、フィンランド以外では世界初となるムーミンのテーマパークがオープンする。

ムーミンバレーパークは、フィンランドの童話作家トーベ・ヤンソンによる北欧童話『ムーミン』を題材にしたテーマパーク。昨年11月にオープンした北欧のライフスタイルを体験できる施設、メッツァビレッジ内にあり、入場料は大人1,500円、小学生以下1,000円だ。

入場ゲート 

そもそも、飯能市は、ムーミンの作家トーベヤンソンと縁の深い場所である。ムーミンの童話をモチーフにした、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園ができたことから、原作者との交流が始まり、飯能市でムーミンを観光資源に取り入れようという取り組みがスタート。バレーパークのオープンも、その一環で決まったものだ。ここでは、施設を訪れたら足を運んでほしい見所を5つ紹介する。 

1. ムーミン屋敷で黄金のシッポを探す。

ムーミンの部屋 

ムーミン谷のシンボルである、青いムーミン屋敷。キャラクターたちの部屋があり、ムーミンの日常生活を覗き見できる。屋敷の秘密は「黄金の尻尾」。『ムーミンコミックス』の1巻で取り上げられた、ある薬を飲んで金色になってしまったムーミンの尻尾が、インテリアに混じって所々に隠れている。それを探しながら、屋敷を探検してみよう。

2. ストーリのある昼食を味わう。

『緑のパスタ』と『青い帽子のシトラスタルト』 

腹が減ってきたのなら、レストランとショップ、ギャラリーで構成された3階建ての展示施設コケムスに行こう。ここにある、ムーミン谷の食堂では、『緑の帽子パスタ』や『ヤーコブさんの空飛ぶシチュー』など、作品にちなんだメニューが楽しめる。

3.子どもはヘムレンの遊園地に集合する。

昼食後の軽い運動をしたいなら、おさびし山を登ってみよう。その頂上にある遊園地は、『ムーミン谷の仲間たち』に登場する変わり者「ヘムレン」の物語がもとになっている。ある日、大雨で遊園地が流されてしまったことを子どもたちが悲しみ、流された遊具を積み上げ、再構築してしまったというストーリーだ。子どもたちのエネルギーを感じるアスレチックゾーンでリフレッシュしよう。

4. ジップラインでターザン気分になる。

のんびりしたムーミン谷だが、大人が楽しめるスリリングなアスレチックもある。おさびし山エリアにあるジップラインは、宮沢湖面に張られたワイヤーを滑車にぶら下がって、ターザンのように空中を滑るアスレチック。往復約400メートルの爽快な空中散歩を楽しもう。1回1,500円。

5.世界最大級の品揃えに驚く

展示施設コケムス内にあるショップは、ムーミンショップとしては世界最大級の規模。ファンならば端から端まで買い占めたくなってしまうだろう。ムーミンバレーパークオリジナルの菓子や衣料品などのほか、雑貨、美容関連の商品と幅広い品揃えだ。

そのほか、ムーミンと仲間たちによるライブが繰り広げられるエンマの劇場など、見て楽しめるエンターテイメントもある。宮沢湖畔は美しい自然に囲まれ、リフレッシュにぴったり。休日はムーミンの世界に浸りに行こう。

ムーミンバレーパークの詳細はこちら

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