12月公開の注目映画5選

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
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タイムアウト東京が注目する、今月公開の映画を紹介する。12月は、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』や『オリエント急行殺人事件』など注目の大作が公開。邦画では、檀一雄の原作小説をもとにした、大林宣彦の新作『花筐/HANAGATAMI』も見逃せない。ここでは5作品を公開日順に紹介する。

パーティで女の子に話しかけるには』※2017年12月1日(金)

 (c)COLONY FILMS LIMITED 2016

監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル

宇宙人とパンクキッズが恋に落ちる、異色の青春音楽ラブストーリー。遠い惑星からやって来た美少女はエル・ファニングが、冴えないパンク少年は2015年にトニー賞を受賞したアレックス・シャープが、それぞれ演じた。劇中では1977年のロンドン郊外を舞台に、48時間の恋が繰り広げられる。監督は、映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル。パンクキッズたちのリーダーを演じるニコール・キッドマンの姿にも注目だ。

オリエント急行殺人事件』※2017年12月8日(金)

© 2017Twentieth Century Fox Film Corporation

監督:ケネス・ブラナー

アガサ・クリスティーの名作ミステリーを、ケネス・ブラナーが監督と主演を務め映画化。寝台列車オリエント急行の客室で起きた殺人事件の解明に、探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)が挑む。煌びやかに描かれており、心を奪われるような豪華キャスト陣が集結している。

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スター・ウォーズ/最後のジェダイ』※2017年12月15日(金)

(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

監督:ライアン・ジョンソン

映画『スター・ウォーズ』の10年ぶりの新作として昨年公開された『スター・ウォーズ フォースの覚醒』の続編。前作で新たな主人公レイに抜てきされたデイジー・リドリーや、ダースベイダーを受け継ぐカイロ・レン役のアダム・ドライバーらが再び集結。前作で伝説のジェダイ、ルークにたどり着いたレイと、ダース・ベイダーを継ごうとするレン。そして、全宇宙を支配しようと目論むファースト・オーダーと反乱軍の戦いの続きが描かれる。

花筐/HANAGATAMI』※2017年12月16日(土)

©唐津映画製作委員会/PSC 2017

監督:大林宣彦

ホラーファンタジー映画『HOUSE』(1977年)で商業映画デビューした、大林宣彦が手がける新作。本作の脚本は『HOUSE』以前に書き上げられていたという。原作は、三島由紀夫が小説家を志したきっかけになった、檀一雄の純文学『花筐』だ。1941年の春、佐賀県の唐津に暮らすことになった17歳の榊山俊彦(窪塚俊介)の青春と、戦争の渦に飲み込まれてゆく姿を描く。

マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』※2017年12月23日(土)

(C)HEELS ON FIRE LTD 2017

監督:マイケル・ロバーツ

1970年代初期に誕生したイギリスのシューズブランド『マノロブラニク』を手がけるデザイナー、マノロ・ブラニクのドキュメンタリー映画。彼が作る靴はエレガントでありながら「世界で唯一走れるピンヒール」と言われ、故ダイアナ妃やマドンナ、アナ・ウィンターらが愛用するなど世界中の人々を夢中にさせてきた。本作では、ミラノの工房で職人たちと手仕事で靴を作り上げるその創作過程から、ガーデニングを愛するプライベートな姿までを追う

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