ポーランド気鋭の演出家マグダ・シュペフトの新作が、フェスティバル/トーキョー19のプログラムとして東京芸術劇場シアターイーストで11月8日(金曜日)から世界初演。
原案は、アーシュラ・K・ル=グウィン作の『オールウェイズ・カミングホーム』。2万年後の北カリフォルニアを舞台にした人類の末裔(まつえい)を民俗学的に考察しながら、未来のユートピアについて考えさせてくれる。
日本とポーランド両国のスタッフが、演劇やダンスなど多様なジャンルと手法で組み立てた本作は、観客にどのような「ユートピア」を体験させるのだろうか。ポーランドやル=グウィンに関心のある向きには見逃せない公演だ。