横浜国際舞台芸術ミーティング(YPAM)2025
画像提供:横浜国際舞台芸術ミーティング2025/Photo: JM Chabot/アン・ウンミ『北朝鮮ダンス』 | アン・ウンミ『北朝鮮ダンス』

横浜国際舞台芸術ミーティング

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タイムアウトレビュー

「横浜国際舞台芸術ミーティング(YPAM)」が2025年も開催される。これは国内外の舞台芸術関係者が公演やミーティングを通じて交流するプラットフォームで、ここで関係者の目にとまり、招聘されるという機会も少なくない。一般の観客にとっても、様々な気鋭のアーティストのパフォーマンスを観られる催しとして愛され、今回で30回目を迎える。

実験的なプロジェクトの簡易プレゼンテーションとディスカッションを行う「YPAMディレクション」、舞台芸術関係者のシンポジウムやミーティングからなる「YPAMエクスチェンジ」、YPAMが国内外の芸術文化団体と共同で公演する「YPAMショーケース」、YPAM会期中に行われる自主公演を集めた「YPAMフリンジ」などから成るYPAM。中でも注目したいのが、ショーケースの一つ、アン・ウンミ(Ahn Eun-Me)の『北朝鮮ダンス』だ。

アンは、もとは同じ国でありながら今では文化的に異なるところも多い北朝鮮の軍事パレード、扇の舞、アクロバット、伝統舞踊、村の踊り、さらには独特のジェスチャーなどに着目し、インターネットから素材を採集して本作を創り上げた。

韓国に生まれ、ニューヨークで活動後、韓国に戻って「大邱市立舞踊団」の芸術監督に就任し、2018年には「パリ市立劇場」のアソシエート・アーティストとなるなど、国際的な経験を持つアンが、ダンスを通して見つめる北朝鮮と韓国。そこからどんなものが浮かび上がるのだろうか?

このほか、常にダンスの振り付けとは何かを鋭く問うてきたフランスの振付家ジェローム・ベル(Jerome Bel)が自らを語る作品を、舞踊家の川口隆夫が演じる『ジェローム・ベル』、イタリアの振付家アレッサンドロ・シャッローニ(Alessandro Sciarroni)が、「回転」や伝統舞踊の実践・リサーチに基づき探求した『ページをめくるのを怖がらないで』『ラストダンスは私に』『第三の対話:ある風景の中で』なども楽しみだ。

各プログラムの詳細は、公式ウェブサイトでチェックしてほしい。

※会場・開演時間・料金はプログラムにより異なる

テキスト:高橋彩子

詳細

イベントのウェブサイト
ypam.jp/2025/
住所
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