趣味を越えたクオリティの手芸作品を作り続け、“ごくごく一部”でちやほやされている光浦靖子。彼女が得意とするのは、「ニードル」というフェルトの綿を使って動物や人形を作っていくもの。簡単なものであれば、1~2時間で作ることができる。だがそこに、色とりどりの布やモチーフをデザインし、ブローチにしていくのが光浦流。
そうして約4年半をかけて作り上げたブローチ作品が、『男子がもらって困るブローチ集』という本になった。その出版を記念した作品展が、この「男子がもらって困るブローチ集」展。過剰なロマンティックさと“キモ可愛さ”を兼ね備えたオリジナリティ溢れる作品を、ぜひ間近で。