横浜・日本大通りにあるシェア型書店「ローカルブックストア キタ(LOCAL BOOK STORE kita.)」。2024年12月に馬車道から移転した。1棚1オーナーが受け持ち、それぞれに思いを込めた本を置いている。オーナーは応募制だが、100の棚全てが埋まってしまうほどの人気ぶりだ。
シェア型書店は近年、最も勢いのある書店の形だが、同店の魅力は「mass×mass」が運営するコワーキングスペースが併設されていることだ。3時間以内1,800円(税込み)の利用料金を支払えば、ブックマンションの本を持ち込み、自由に読める。
百人百様の通り、100の本棚は100様。知っている本もあれば知らない本も、感性が似ている本棚もあれば未知の本で構成された棚もある。本を通して、見知らぬオーナーとの出合いを果たすという、そんな楽しみも、ここにはあるのだろう。本を購入すれば、オーナーのメッセージがつづられたスリップを持ち帰れる。
土・日曜日は休みだが、イベントなどで開いている日もあるので、公式ウェブサイトをチェックして出かけてほしい。