1. 狐弾亭
    Photo: Masataka Ito | 『アイルランド妖精物語』などいくつもの著書を持つ作家でもある、狐弾亭の高畑吉男
  2. 狐弾亭
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  3. 狐弾亭
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  5. 狐弾亭
    Photo: Masataka Ito | ケルトや北欧の神話について書かれた書籍が並ぶ
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狐弾亭

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  • 立川
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タイムアウトレビュー

西国立駅や立川駅から徒歩圏内にある、ブックティーサロン「狐弾亭(こびきてい)」。2025年2月にオープンした「妖精」をキーに本を取り揃える希有な書店だ。妖精に関連する本が大型書店にないわけではないが、海外の民話一つをとっても、児童文学だったり地理だったり、棚がまちまちなことが多い。同店では3000冊ほど、店主・高畑吉男の視点を通した妖精本が入門書から専門書まで揃い、一度に探すことができる。

妖精の関連本がそんなにあるのか、と思う読者もいるかもしれない。だがその裾野は広く、芸術から民話、神秘学、宗教学、文学と、妖精はどこにでも姿を現す。漫画『葬送のフリーレン』の主人公であるエルフも妖精だ。

高畑は大学で妖精学を教える先生でもあり、作家、ストーリーテラーでもある。アイルランドの民俗学を専門とし、幾度となく民話採集の旅に出かけてきた。高畑の頭の中には、数百の妖精譚(たん)が入っており、毎月「お話し会」も開催している。

アイルランドは国家・国民を形成するために、「ケルト」や妖精を役立ててきた歴史があり、高畑が通うように妖精が今も息づく国である。

日本はどうだろう。アイルランドで幼少を過ごした人物に小泉八雲がいるが、彼が出雲で怪談や妖怪を見いだしたように、かつての日本にも、妖精はそこここにいたはずだ。いや、今も隠れているだけかもしれない。狐弾亭で出合う本の数々は、日常に潜む彼らの存在に気づかせてくれるだろう。

詳細

住所
東京都立川市羽衣町1-21-2
Tokyo
アクセス
JR南武線『西国立』駅 徒歩5分/JR中央線『立川』駅 徒歩12分
営業時間
14~20時/定休日は月・火曜
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