[category]
[title]
2000年にオープンした西荻窪にある「BaHaR(バハール)」。グーチャーニー・ビジャン(Bijan Ghoorchiyani)がオーナーを務めるペルシャじゅうたんの専門店だ。
じゅうたんはイランの人の暮らしに欠かせない、日本の畳のようなもの。しかし、じゅうたんと一口にいっても多彩で、毛足が長くふかふかとした座り心地の「
それゆえ、「古民家でもモダンな洋室でも、何でも合わせられるのがじゅうたん」とグーチャーニーは話す 。「床暖房の部屋にも使えて、ペットのけが防止にもなり、フローリングの床を痛めることもなく、卵を落としても割れない……じゅうたんの長所を挙げると本1冊になりますよ」。背筋の伸びたイラン紳士然としたグーチャーニーが言うと説得力がある。
決して安いものではないが、じゅうたんには気持ちが織り込まれており、思いに値段は付けられない。一つ一つが手織りであり、一生使えるものなら高いともいえないだろう。
だが、「戦争」がここにも影を落とす。船便がストップし取引のない状態が長引けば、作り手の離職を促すことは容易に想像でき、作り手が減れば、値段はさらに高騰する。作り手を支援する仕組みをグーチャーニーは構築したいと考えている。
大きさも形も価格帯もさまざまなペルシャじゅうたんの奥深い世界を、気軽にのぞいてみては。どんな時もあなたとともにある、一期一会の出合いが待っているかもしれない。
Discover Time Out original video