プラチナ通りにたたずむ、日本の工芸品を扱うコンセプトショップ「雨晴(AMAHARE)」。店名は、同店のコンセプト「雨の日も晴れの日も心からくつろげるくらし」に由来する。
店内には、北は北海道から南は沖縄まで約30~40人の現代作家の作品がラインアップ。日々の食卓を彩る器を中心に、カトラリー・酒器・花器など約600点ものアイテムが並ぶ。いずれも主人の金子憲一が日本各地の作り手を訪ね、その土地の風土や文化から生まれたものや、作り手の個性が際立つものなどを、独自の目利きと選定基準でセレクトしたものだ。
空間デザインは、デザインユニット「トネリコ」が担当。器が引き立つヒバ材の什器(じゅうき)や、外と中を曖昧につなぐ現代的な縁側は同店ならではのしつらえ。季節や自然を感じさせるディスプレーにもこだわりがある。
店舗前のスペースでは、不定期で企画展やワークショップも開催。器を通じて新たな暮らしのヒントと出合える場を提供している。