生誕100年 藤本能道 ― 生命を描いた陶芸家

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タイムアウトレビュー

戦後日本の陶芸界を牽引した作家の一人、藤本能道の生誕100周年展が、陶芸作品のコレクションで知られる菊池寛実記念 智美術館で開催されている。

東京美術学校にて工芸図案を学んだ後、色絵磁器の大家である富本憲吉らに師事した藤本は、八木一夫らを中心とする前衛陶芸集団、走泥社に参加するなど方向性を模索するが、やがて師の仕事を継ぐように色絵磁器の技を追求するようになり、1986年には重要無形文化財「色絵磁器」技術保持者としてに認定されるまでになる。

本展では菊池コレクションを中心に、工房のあった青梅市の市立美術館所蔵の作品や、未発表の素描などの資料を加え、充実した内容で藤本の創作の軌跡をたどる。

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イベントのウェブサイト
www.musee-tomo.or.jp/exhibition/
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