没後60年 北大路魯山人 古典復興 ―現代陶芸をひらく―

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タイムアウトレビュー

書や篆刻(てんこく)、陶芸、料理と、さまざまな分野でその才能を発揮した偉人、北大路魯山人を特集した展覧会。

北大路魯山人ゆかりの名料亭として知られる八勝館が所蔵する作品と、世田谷美術館の塩田コレクションを中心に、「東の魯山人、西の半泥子」と称される川喜田半泥子をはじめ、1955年に最初の人間国宝として認定を受けた石黒宗麿や荒川豊蔵、さらには森美術館で現在紹介されている前衛的な陶芸家グループ『走泥社』の中心的人物だった八木一夫まで、同時代の陶芸家たちの作品も併せて展示する。

また、大正から昭和にかけて再発見され、古典復興の大きなうねりとなった中国、朝鮮、日本の古陶磁の名品も紹介。北大路らの作陶の源流をたどりながら、昭和陶芸の豊穣な成果を感じられるだろう。

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