武蔵野美術大学が運営するギャラリー、gallery αMにて、東京都現代美術館の学芸員でもあるキュレーター、藪前知子(やぶまえ・ともこ)によるキュレーションシリーズ『東京計画2019』がスタートした。記念すべき第1回は、今最も注目を集めるアーティストの一人、毒山凡太朗の展覧会だ。福島第一原発の事故を受けてアーティスト活動を開始した毒山は、脱原発運動はもとより、韓国の慰安婦像や日本統治時代の台湾といった社会的な題材を、フラットかつ新鮮な視点で扱ってきた。本展は、毒山の出世作ともいえる『経済産業省第四分館』をはじめ、新作を含む数多くの作品が一挙に観られる貴重な機会となる。2019年には『あいちトリエンナーレ』への出展も決定した実力派を、ぜひこの機にチェックしておいてほしい。
東京計画2019 vol.1 毒山凡太朗
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