女・おんな・オンナ~浮世絵にみる女のくらし

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タイムアウトレビュー

渋谷区立松濤美術館にて、江戸時代に生きた女性の「くらし」に焦点を当てた展覧会が開催されている。喜多川歌麿、歌川広重(初代)、歌川豊国(三代)らの浮世絵を通して、公家や武家から遊女まで多様な階層の女性たちが何を身にまとい、どのように暮らしていたかを紹介する。『へんてこな春画』などの著書もある研究者、石上阿希(いしがみ・あき)が監修者を務める本展では、美人画はもちろんのこと、春画や着物、化粧道具、教訓書、外国人による記録なども交え、「芸事―たしなむ」や「化粧―よそおう」「労働―はたらく 」などの10テーマに分けて多面的に考察される。会期中は展示替えが行われるほか、春画など18歳未満の入場者が閲覧できない作品もあるので、あらかじめチェックしておいてほしい。

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イベントのウェブサイト
shoto-museum.jp/exhibitions/182ukiyoe/
住所
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