日本の写真会の第一線で活躍し続ける写真家、上田義彦の展覧会。ネイティブアメリカンの聖なる森を撮影した『QUINAULT』や、樹齢1000年とも言われる屋久島の古木を捉えた『Materia』など、これまでにも壮大な自然を写し取ってきた上田が今回取り組む被写体は、群馬県川場村で出会った1本のリンゴの木だ。強い生命力を静かにはらんだ木は、一瞬にして写真家の心を奪ったという。作品があえて87×68ミリという小さなサイズで現像されたのは、その時の光景の「親密さ」を損なわないためだ。本展では、約10点の新作が展示される。
上田義彦展「林檎の木」
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