香港に生まれ、台北を拠点に活動するアーティスト、リー・キット(李傑/Lee Kit)の展覧会。抽象絵画に、テーブルクロスやカーテンなど日用品としての機能をもたせることで、絵画の概念を広げた革新的な作品で知られるリーは、2013年の『ヴェネチアビエンナーレ』で香港館の屋内外に展開したインスタレーションが注目を浴び、アジアのアートシーンをけん引する作家の1人と目されるようになった。日本の美術館では初の個展となる本展は、日本の近代建築の名作としても知られる原美術館での開催。同館の清らかな空間を、リーがどのように変容させるのか期待したい。
リー・キット「僕らはもっと繊細だった。」
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